金属の害について
金属の害は主に3種類あります
金属アレルギー
口の中の金属が、酸化や磨耗により唾液中に溶け出すことによって起こります。溶け出した金属イオンは、唾液中のタンパク質と結合して抗原性をもつようになり、さまざまなアレルギー現象を引き起こします。
金属アレルギーの検査(リンパ球幼若化試験)では、約半数の人に陽性反応がでます。また、金の含有率が上がるほど、リスクは下がります。症状としては、手や足、顔などに湿疹、かぶれなどの皮膚症状として発現します。
重金属による害
アマルガムという歯科用金属は強い毒性を持っています。アマルガムの組成は、水銀が50%で、残りは銀、スズなどです。水銀は重金属で神経毒性が非常に強く、感覚異常、不眠、イライラ、頭痛、めまい、アレルギー、肩こり、さまざまな原因不明の痛みなどを引き起こします。
アマルガムは、口のなかで溶けやすく、水銀は気化して口の中の粘膜からも吸収され、血中に入り、体の中にどんどんたまっていき、それが細胞、遺伝子レベルで悪影響を与えます。重金属が体内に入る原因はいろいろあり、空気の汚染、食品添加物、農薬などと言われてますが、アマルガムも大きな原因です。三種混合ワクチンには微量の水銀が入っており、アメリカではこの水銀が子どもたちの病気と関係があるとされ、ワクチンを入れるのを禁じたくらいです。唾液中のタンパク質と結びついた水銀は猛毒の有機水銀となって、子宮や視床下部(間脳の一部で、自律神経や内分泌系の中枢)などに蓄積されます。視床下部は、それにより機能障害を起こし、ホルモン分泌量を低下させます。
重金属が、内臓への蓄積やホルモンバランスの乱れを起こすことによって、免疫力の低下が起こります。免疫が正常に働くことによって、リウマチなどの膠原病(自己免疫疾患といって、自分の体を免疫細胞が攻撃する病気)が治った方もたくさんおられます。また、溶け出した重金属は皮膚の真皮層に蓄積し、肌の老化を進めてしまいます。 さらに、体に蓄積された重金属は活性酸素をどんどんと発生させ、確実に細胞にダメージを与え、細胞の老化はスピードアップされます。また活性酸素によりDNAが傷つけられると、それががんの原因にもなります。アトピー性皮膚炎の患者を対象とした調査では、歯からアマルガムを取り除くと、約半数の患者の皮膚炎が改善したという結果もでています。
口の中の金属はゼロにするのが理想です。治療にかかる時間とお金の問題はありますが、金属をとることですっかり体調がかわり、肌のトラブルも少なくなったという人はたくさんおられます。真剣に考えてみられるといいでしょう。
ガルバニック電流
銀紙や金属製のスプーンをかむとピリットすることがありますが、それがガルバニック電流です。異種金属が触れ合うことによって発生します。ただし、唾液で伝導性の高まってる口の中では1種類の金属でも発生します。脳は微弱な電流によって体をコントロールしています。人体は良導体で、しかも口の中は脳に近いので、ガルバニック電流が発生すると、脳からの指令が混乱してしまいます。ちょうど精密機械が妨害電波で誤作動するのと似ています。その結果、体の疲れ、不眠、イライラといった神経症状を起こします。ほとんどの方がガルバニック電流が原因とわからないまま、自律神経失調症と診断され、不快な症状が続いてしまいます。
アマルガム(歯科様金属で水銀を50%含んでいる)の場合、口の中に100ミリボルトの電圧がかかります。人間の神経も電気によって刺激が伝わっていますが、この時の電圧は90ミリボルトです。つまり神経伝達の際に発生する以上の電圧がかかっていることになります。このことが神経、とくに自律神経に影響を与えます。自律神経は、交感神経と副交感神経神経によって人間の心と体をコントロールしてる神経です。口の中の電流は自律神経のバランスを崩してしまいます。
ガルバニック電流により体が痛みやすくなる原因は、ガルバニック電流がマグネシウムを不活性化することによることがわかってきました。マグネシウムは痛みの発生を抑制しますが、ガルバニック電流が流れていると働くことができません。ひざや腰など、歯とはなんの関係もなさそうな場所の痛みが、歯の金属を取ったことによって魔法のように治ってしまうこともあります。これは、ガルバニック電流が流れなくなってマグネシウムが機能し始めたからでなのです。
今現在、症状が出ていない場合でも、せめてこれ以上は口の中の金属を増やさないという対処が必要であると思われます。